しちまる公式ページ|ボクは質屋さんの看板犬|大好きな相撲の力士に似た蔵のあたまが自慢なんだ♪

講談社Kiss誌7月号が発売になりました!

こんにちは!しちまるです。皆さま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?

 

僕、しちまるは今回、遠出せずに近場を自転車で巡ることにしました。自然の中を走り抜ける風や、新たに発見する小さな風景の美しさを楽しむことができ、とても充実した時間を過ごせました。体を動かすことは心身の健康にも良いですし、自転車に乗ることは新たな冒険を見つける素晴らしい方法だと思います。皆さまも、この機会に新しい趣味を見つけて、日常の中に新たな喜びを加えてみてはいかがでしょうか?

皆さまお待たせさまです。5月24日(金)に講談社Kiss誌7月号が発売になりました。我らが二ノ宮知子先生の「七つ屋志のぶの宝石匣」も当然のことながら掲載です!わーい!

これから暑い夏が到来ですが「七つ屋」の世界ではクリスマス。志のぶも大学入学共通テストに向けて店番をしながら最後の追い込み勉強中です。今回のテーマはクリスマスを誰と過ごすのか?という訳で扉も虎徹がサンタの格好でコインランドリーに(なぜコインランドリー!?)。詳しくは本誌をお買い上げの上、お楽しみくださいませ。

 

あれ、このまま行くと年が明けて試験が終わったら志のぶも大学生になってしまうのでしょうか。試験の結果がドキドキ縄文土器です。

鉄の物語: 鉄工所を舞台にしたマンガたち

 

漫画の中には「お仕事漫画」というジャンルがあります。これは特定の職業や業界に焦点を当て、その仕事の実態や働く人々の姿をリアルに描く作品です。お仕事漫画は、私たちが普段は見ることのできない職場の裏側や、そこで働く人々の努力や挑戦を知ることができるため、読者に新たな視点と感動を提供します。そういったジャンル分けで言うなら「七つ屋志のぶの宝石匣」も質屋業と宝飾品業のお仕事漫画といえます。

 

さて、今回は鉄工所を舞台にした漫画を取り上げます。鉄工所という場所は、私たちの日常生活の中ではあまり馴染みのない存在かもしれませんが、実際には多くの製品が鉄工所で作られています。鉄を加工して車や建物、機械などに使用される重要な部品を生産する鉄工所では、職人たちが高い技術と誇りを持って仕事に取り組んでいます。そんな鉄工所のリアルな姿を知ることで、私たちが普段使っている製品の背景にあるストーリーに気づくことができます。

 

本日は、鉄工所を舞台にした二つの漫画をご紹介します。どちらの作品も、鉄工所の日常やそこで繰り広げられる人間模様をリアルかつ魅力的に描いています。

 

『とろける鉄工所』

作:野村宗弘、出版社:講談社

 

講談社『イブニング』に2007年20号に初掲載された後、2008年1号より2013年9号まで連載された『とろける鉄工所』は、広島の片田舎にある鉄工所「のろ鉄工」を舞台に、溶接工たちの日常を描いた心温まる作品。作者の野村宗弘さん自身が溶接工として働いた経験を基にしており、そのリアルな描写が特徴です。溶接に関する用語や解説が随所に挿入され、職場の雰囲気や技術の詳細がよくわかります。

 

『とろける鉄工所』は、溶接工の日常がリアルに描かれており、職人たちの技術や仕事の過酷さが伝わってきます。また、コメディタッチで描かれたエピソードが多く、楽しみながら読むことができます。さらに、家族や同僚との温かい人間関係が作品の魅力となっています。同じ作者による『鉄工所にも花が咲く』という太田出版からの作品もあり、こちらは笑いは少なめで、よりシリアスな人間ドラマが描かれています。こちらもおすすめです。

 

『ナッちゃん』

作: たなかじゅん、出版社:集英社

 

『スーパージャンプ』(集英社)において1998年から2006年にかけて連載された『ナッちゃん』は、父親が経営していた町工場の後を継いで働く女性、阪本ナツコ(通称ナッちゃん)が主人公の物語です。彼女は鉄工所での仕事を通じて成長し、様々な困難に立ち向かいながら職人としての技術を磨いていきます。町工場のリアルな日常や、家族・同僚との関係が温かく描かれています。

 

『ナッちゃん』は、女性が鉄工所で働く姿を描いており、職場でのジェンダー問題や成長の過程がリアルに描かれています。また、職人としての技術や仕事のリアルさが伝わる作品です。さらに、家族や同僚との絆が描かれ、温かい物語が展開されます。『ナッちゃん』の続編である『下町鉄工所奮闘記 ナッちゃん 東京編』では、ナッちゃんが東京に上京し、更なる技術を身に付けるために奮闘する姿が描かれています。新たな環境での挑戦や成長が見どころです。作者のたなか先生のご実家が鉄工所で、こちらもリアルな描写の作品です。

 

 

これらの漫画が描かれたのは今から10年以上前になります。連載当時は二人の対談が溶接関連の展示会で企画されたりするほど溶接界隈で話題を呼んだ漫画でした。ちなみに池井戸潤さんの小説『下町ロケット』も2010年の発表で、「もの作り」に焦点が当てられていた時代だったのかもしれませんね。

 

普段見ることや接することのないお仕事のことを知ることができるので、「お仕事漫画」、僕は大好きです。皆さんも探して読んでみてください。

ほやほやのニュースです。

 

岩明均先生の長編歴史漫画「ヒストリエ」の第12巻が5年ぶりに発売されます。第11巻が発売されたのはコロナ禍になる前の2019年7月なので約5年ぶりです。長かったです。

 

約5年振り!岩明均「ヒストリエ」最新12巻、6月21日に発売:コミックナタリー

 

このペースだと第13巻はまた5年後なのでしょうか。考えるだけでドキドキ弥生土器です。

 

冨樫義博先生のHUNTER×HUNTERSNSにネームの進行状況が再びアップされ始めました。こうなったら両作品の完結を見届けるため、健康に気遣い長生きしようと思います。まずは塩分控えめ適度に運動ですね。ではまた!