刀剣勉強会
22巻では、志のぶと明彦が大阪で、刀剣勉強会なるマニアックな勉強会に参加します。
ネタバレになってしまいますので内容は伏せますが、居合道歴25年の私にも刺さります。二人とも一生懸命です。
世間の方がイメージする以上に「偽銘」も多い刀剣は、非常に奥が深く、一人前の刀剣商になるには、一人前の宝石商になるのと同じくらい、いや、それ以上に大変なのかもしれません。
腕時計やブランドバッグも同じですが、特に骨董品などの一点ものの真贋判定は、とにかく良いものを見る事に尽きます。可能であれば直接手に取って、本物だけが持つ独特のオーラを感じる事が、目利きへの近道です。
それがわかっている東京屈指の老舗質屋の跡取り娘の志のぶと、志のぶにも負けない勉強家の明彦。若い二人が真摯に勉強する姿はとても格好良いです。
Link鈴木質店 鈴木(居合道錬士六段、剣道錬士六段、GIA(米国宝石学会)G.G)
偽銘(ぎめい)とは、本来の作者とは異なる人物の名が入れられた銘のことである。日本刀、陶器、茶道具等の古美術品に付されることが多い。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』