
「宝石」
23巻でも、志のぶが宝石のプロフェッショナルらしさを発揮しています。
「私は宝石は見ればだいたいわかるんです 質屋なんで」
ネタバレになるので書けませんが、この場面の後にも志のぶの目利きのレベルの高さがよくわかるシーンが登場します。
さて、七つ屋ではずっと「宝石」が登場していますが、そもそも宝石とは?ズバリ「石」なのは分かりますが、「宝」の石ですよね。
ウィキペディアでは
宝石(ほうせき)とは、希少性が高く美しい外観を有する固形物のこと。一般的に、外観が美しく、アクセサリーなどに使用される鉱物を言う。
このように定義されています。平たく端的にお伝えすると、以下の3つが揃っているものとされます。
「美しさ」「耐久性」「希少性」
宝石は枠にセットして身に着けて楽しむ、気持ちを上げられるパートナーともいえるものなので、相応の耐久性が前提。また、希少価値があるから、次の世代に残せるものこそが至高であり、宝石と呼べるものであるというお考えの方、昔も今も多くいらっしゃいます。もちろん正しいです。
宝石愛を語る集まりに参加すると皆さん本当に楽しそうで、熱いです。そして最近では、デリケートな石をケースに入れて飾ったりして、眺めて愛でる方も増えてきました。こちらもまた正しいです。
オーナーが自由に楽しむものであって良いはずです。思い思いに楽しんでいただければ、大事にしていただければ、宝石もより輝きます!
Link鈴木質店 鈴木(GIA(米国宝石学会)G.G.